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占いサイトのトラブルは年間1,000件以上。手口を先に知っておく

注意点

占いを使うこと自体は、悪いことではありません。

ただ、トラブルの相談が年間1,000件以上寄せられているのも事実です。使う前に、何が起きているかだけ知っておいてください。

相談は増えています

国民生活センターによると、占いサイト・アプリに関する相談は、

出典:それって占い?!占い師や鑑定士を名乗る者から次々とメッセージが届いてやめられない(鹿児島県/国民生活センター発表資料)

記録されている手口

流れはこうです。

段階起きること
1無料をうたうサイトに登録する
2占い師・鑑定士を名乗る人物からメッセージが届く
3あなたは素晴らしい金運を持っている」「良縁に恵まれる」と言われる
4複数回のやりとりに誘導される
5やめようとすると「鑑定を最後まで受けないと不幸になる」と引き止められる
6気づくと高額な支払いになっている

5が肝心です。 「やめたい」と言った人を引き止めるための言葉が用意されています。

不安をあおって継続させる構造なので、自分の意思が弱いから抜けられないのではありません。 そう設計されています。

なぜ女性が8割なのか

相談の8割が女性である理由は資料に書かれていませんが、恋愛・結婚・人間関係の悩みが入口になりやすいことは、手口の内容から読み取れます。

「良縁に恵まれる」という言葉が使われている以上、そこを狙って設計されていると考えるのが自然です。

公的機関のアドバイス

そのまま引用します。

  • 無料だからといって個人情報を入力しない
  • メッセージに安易に返信しない
  • 相手の言葉をうのみにせず、やりとりをきっぱりやめる
  • トラブルになったらスクリーンショットで記録する(証拠になります)
  • 消費生活センター(188)に相談する

**「きっぱりやめる」**という表現が使われています。曖昧に返事を続けると、引き止めの言葉が次々に来るためです。

電話占いはどうなのか

ここで区別しておきたいことがあります。

上の相談事例は、主に**「占いサイト・アプリ」でメッセージのやりとりを重ねさせる形のものです。いわゆる電話占いサービス**とは、課金の仕組みが違います。

課金のされ方
占いサイト・アプリメッセージごと、ポイント購入など。総額が見えにくい
電話占い1分あたりの単価 × 通話時間。時間で積み上がる
対面・定額の鑑定最初に総額が決まっている

電話占いは料金体系が明示されている分、自分で計算できます。ただし「1分◯円」は、話しているうちに積み上がります。30分話せば、それだけで数千円です。

料金の仕組みについては別の記事で詳しく書きます。

使うなら、先に決めておく

占いを使うこと自体を否定するつもりはありません。決めておけば、事故は避けられます。

  1. 使う金額の上限を先に決める(時間ではなく金額で)
  2. 延長を勧められても、その場で決めない
  3. 「このままだと不幸になる」と言われたら、それが引き止めの言葉だと思い出す
  4. 記録を残す(スクリーンショット)

3が重要です。不安をあおられた時点で、判断力は落ちています。 だから、冷静なうちに「そう言われたら切る」と決めておくしかありません。

困ったときは

消費者ホットライン 188(局番なし)に相談できます。最寄りの消費生活センターにつながり、専門の相談員が対応します。

高額な請求を受けた場合でも、取り下げや返金に向けた助言を受けられることがあります。一人で抱えずに相談してください。


この記事は公開されている公的資料をもとに整理したものであり、法的助言ではありません。個別の被害については上記の窓口にご相談ください。